『太陽のプロミア』感想。ネタバレ有り。
SEVEN WONDER公式。
・太陽のプロミアプレイメモ – H・L・V
プレイ中のメモはこちらで。
推奨攻略順。というかルート解放順。
&表記はどちらからやっても良いと思うけど、各分岐の選択肢を上から選んでるとこうなる。
ジゼル&アマリ→ニーナ&リノ=レノ→エレガノ&フレアルージュ
ヒロインは大まかに上記の3グループに分類可能で、各グループのストーリー展開はほぼ同一。
各ルート、各ヒロイン別感想。
(第1グループ)
物語の導入で、憑影の退治、コダマの正体にスポットが当たるグループ。
全クリア後にみると情報量がスッカスカでオウフッ・・・ってなる。
謎の仮面の正体は前六花長エコーだったんだ、コダマはあのコダマだったんだ、よっしゃー憑影倒したぞやったー!→EDでカシェットやらエノセラが完全スルーなので、どう考えてもエピローグ後にまだもう一悶着あるよねっていう。
ジゼル
戦闘服はいい。メイド服や六花の制服時の手足の長さが異様に長くて等身どうなってんの?ってレベル。戦闘服のときはリノ=レノより頭1つ高いくらいの印象だったのに、他の服だとフレアルージュ並みに高身長に見えるもんだから違和感バリバリで大丈夫かこれと思ったが、結局そういう風に感じたキャラはジゼルだけだった。
コダマとエコーにスポット当たった展開ですが、肝心のエコーは助からないっていう。ジゼルはコダマがエレガノとくっつくように誘導しないと幸せにはなれんぜ。
そしてあらゆるルートであんまり活躍できないキャラ。黒の光炉適正がより高い人がコダマ、エコー、南天姫、(あと覚醒フレアルージュに、もしかするとアマリも)と沢山いるので身体能力が高い以外は完全なお荷物。そして肝心の身体能力が生かせそうな場面でも大体敵側により強いエコーがいるのでもうね・・・。
アマリ
どうしてここに持ってきた・・・ってくらい後々登場するカシェットと関係の深いキャラ。
いや、ホントどうしてここに。
1000年前からのコダマを説明する上で図書館での資料整理は分かりやすくて良かったし、天空花まで行った数少ないヒロインなんだけども、それ故にここで消化したのは惜しかったなぁ。
キャラ的にはもー可愛くて可愛くて。素晴らしい。体験版がアマリほぼ全部だったためひょっとして要らない子なのではと思ってましたが、どう考えても要らない子は上述したジゼルだった。
18年前の暴走が憑影がアマリと同調したためという説明がされる割には、後のヒロインのルートでまた原因不明とされたり安定しない。
(第2グループ)
太陽樹の記憶の中で300年前を体験する過去編。ようやく過去のプロミアの分体で、憑影本体が封印されたカシェットとの接触が起きる。
ちらほら声のみでエノセラが登場し始め、その声が完全に現代のエノセラなので大体察しが付くという。
ニーナ
GN電池。パワーキャラが序盤から強調されてたので六花になりさぞ活躍するだろうと思ったら、他の光炉に接続されてパワー供給を行うのがメインになった悲しい子。でもジゼルよりはマシか。
過去に飛ばされて六花から孤立したことでイマイチその存在意義を生かしきれなかったんじゃないかなぁと思う。
ただ庶民としての彼女の立ち位置が必要だったのでここのグループに割り振られたのかなと。
リノ=レノ
第2グループにおいて必要な要素は大体こっちで全部説明されちゃうのでニーナルートの存在感が薄い。処女膜を2回突き破れる位ですかね^^
本来の姿での神官服着てるときの立ち絵が可愛い。ロリババア最高や結婚してくれ!
(第3グループ)
フレア覚醒により憑影を容易に撃破できるようになったことによりついにラスボスである南天姫が登場するルート。
予想できていたことでエノセラが南天姫だということにプレイ中驚きが薄い。エレガノルートではコダマすら驚きが薄い。
南天姫本来の姿は凛々しくて良かったです。
エレガノ
立ち絵に恵まれまくったヒロイン。あの眉毛を見ているだけですごい癒し効果。表情豊かで実に素晴らしい。赤面した顔とかタマランね。
ジゼルが最も報われるルート。エコーがジゼルとまともに話せる&すぐにはエコー死なないという珍しさ。つーかエノセラ以外は全員幸せなんじゃね?くらいに大体全てが解決するルート。
フレアルージュ
エレガノと対照的にイベントCGに恵まれたヒロイン。ベッドで恥ずかしがってシーツ体に巻いてるのとかお風呂Hとか、女の子になっちゃうううう!!!で俺のツボが刺激されまくりでヤバイ。
開花CGが唯一用意されてるだけあって、物語の根幹に関わる真の意味でのヒロイン。
正体は太陽神プロミアでありその本体の北天姫の生まれ変わり。これは予想できなかったので驚きでした。
未解決、示唆のみで終わったことや、疑問点など
・12台光炉とはなんだったのか?
金銀赤青黄白黒紫緑と9つ作中では登場しましたが、残りの3つは未登場のまま。
エコーの体が光炉であるとの説明が作中でされていたので、ひょっとして分体って光炉なのかもしれないけど、それにしてもあと1個足りない気が。天空花がそうとか?
FD出す気があるならそこで残り3つが話題になるかも?と期待しとく。
・黄の光炉、赤の光炉の覚醒
黄の光炉に関しては適正がより上がって完全に使いこなせたってことでも説明できそうだけど、赤の光炉で銀の光炉に押し勝てちゃったのは不思議。限界突破?
・北天姫、南天姫の関係
南天姫が師匠の姉で容姿が瓜二つという説明が作中されているので姉が南天姫、妹が北天姫の双子ということで間違いなさそう。作中北天姫の立ち絵はシルエット位しかなかったのでそこはちょっと惜しい。南天姫の髪を金髪にした感じなのだろうとは想像できますが。
・コダマの本来の性別
ほぼ男性で間違いないかなと。「俺」といってたし北天姫が好きだったといってるし。
・ぷぅの正体
ミルサントの人の願いから生まれた、真の太陽神プロミア。
プロミアであるので金の光炉も使えるということなんだろうなと。
茶谷声で話せるぐらいまで成長した姿も見たかった・・・。
まとめ
ぶっちゃけ割と短いんですよねこのゲーム。
でもダラダラ引き延ばされるより全然良い、中身の詰まった作品だと思うので、初エロゲに向いてるゲームだと思う。
程よく上述したように考える余地もありつつ、それぞれのルートを楽しめるので、飽きずに最後までプレイ出来るかなと。
あとシステム面がかなり優秀でした。必要とされる機能全ては入ってたんじゃ無いかな。
PULLTOPから独立して、SEVENWONDERとしての初の作品として充分楽しめる出来だったので次回作も楽しみです。
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