FORTUNE ARTERIAL感想

FORTUNE ARTERIAL終了。
レビュー前に推奨プレー順を。
瑛里華、桐葉、白、陽菜、かなで、トゥルー
ほぼこれで間違いないでしょう。陽菜とかなでは前後してもそこまで問題はないとも思いますが。
以下レビュー。(ネタバレ含みまくり)
(1/30追記アリ)

システム面
ホイールによるバックログ、クイックセーブ、クイックロードなどなど必要な機能はすべて備えているほか、私的には始めてお目にかかるクイックスキップ機能がとても便利。
バックログでボイス再生が出来るのはよくありますが、選択したセリフのシーンまで戻れるという機能はまさに画期的。もちろんボイスの再生も出来ますよ。
前の選択肢までもどる機能も出来ればすべてのゲームに実装していて欲しい機能です。
今回のインターフェース周りについては非常に優秀だったといえるでしょう。こんなに充実してるのも珍しい。
瑛里華編
瑛里華可愛いー!
流れとしては主人公人間、ヒロイン吸血鬼の時点で大体の予想はついていたのですが、実に予想通りの展開というか。
今回FAは展開が結構読める場合が多いです。それはそれで楽しいというか、謎解き的な要素として楽しめましたが。
EDは不穏な雰囲気で終わりますが、実は2人ですごしていく分にはこのままでも十分幸せになるんですよね。
おまけはぴょん。やればわかる!
桐葉編
告白してからのイチャイチャっぷりがたまらない桐葉。
おまけでも存分にイチャラブっぷりが発揮されてます。
瑛里華ルート経由で来た人であればかなり早い段階で桐葉が眷属であることに気付けるんではないかと。
○○様と征の組み合わせを初めて見たのもこのルート。
個人的にEDはいっそ瑛里華か伊織の眷属にでもしてもらって2人で永遠に・・・的な流れの方が好ましかったです。
おまけは目隠しプレイ。
白編
白ちゃんが東儀のしきたりから外れて終わるEDなのですが、このルートはトゥルーに向けての伏線をバンバン貼っているので実は重要な話です。
未解決なまま終わる点としては、
・孝平は千年泉に見覚えがある
・征一郎の体調
・東儀家の役目に殉じるということの意味
でしょうか。まだあったかもしれません。
おまけは優遇(本編で2つだから?)されて2本。「山に行く」と真夜中のプール。
陽菜編
悠木姉妹は吸血鬼とまったく関連がないと思いきや!・・・真相はトゥルーにて。
陽菜が主人公が転校したあとに交通事故にあって1年分の記憶を失っているのに無傷だったと聞けばある程度
想像はつきますよね?
悠木姉妹の過去の確執について詳しく語られるのが陽菜ルートなので推奨プレイ順としてはこちらを先にしました。
このルートはだいぶやきもきするのですが、陽菜のシーンは全キャラ中でも上位に入る出来だと思います。
おまけは美化委員制服オナニー→そのままGOな話。これもエロいです。
かなで編
かなでさんとは早い段階で思いが通じ合うので穂坂ケヤキが話の中心です。
分岐後(分岐中?)に穂坂ケヤキに関する「鬼」の話題が出てきますがこれはもちろん会長のことです。
ED後にそのことの説明もしっかり入って満足。
白編で出た千年泉の話題がこちらでも少し顔を出します。というか元凶かなでさんだこれー!
プレイ中のメモに狂ったように「裸エプロン裸エプロン裸エプロン裸エプロン」と書いてる辺り俺の精神状態を察してください。
おまけは3Pだよ!やったね!
トゥルー編
移動先選択画面に黒猫が追加されてトゥルー編への扉が開きます。
母様攻略ルートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!とぬか喜びをした俺です。攻略できません。
出来ても良かったと思うんだけどなぁ。追加しませんかね?PS2版とかで。>オーガスト様
トゥルー編だけあって多くの謎が一気に解決されていく様は圧巻かつ快感です。
伽耶様が登場。ロリ母。たまりません。
主人公の血の秘密、悠木姉妹と瑛里華の関係、千年泉、紅珠、蒼珠、稀仁などなどどんどん明かされていきます。
征の体調については明らかになるわりに、いつ伊織の眷属になったかは明かされずじまいでした。残念。
みんなのその後がED中で紹介されるのは良かったですね。
1つ明かされないままで終わってしまうことが、1つめの紅珠のカケラを飲んだ時の孝平の人格なのですが、
普通に考えれば稀仁ですが、なぜ孝平の振る舞いをしただけだったのでしょうね。
稀仁が伽耶様を説得するというミスリードを誘うためだけの伏線として消化されてしまったのでしょうか。
説明のないままで終わってしまったのであれは人格交代ではなかったというのが公式見解?
序盤で孝平があの方と似ていると言われていましたが、あの方が伽耶様のことだとしても似てるか?という謎も。
伽耶様ルートが欲しいといいましたが、入れるとしたらトゥルーの後でないといけないんですよね。でも欲しい!
総評
今までのオーガスト作品と違っていきなり惑星間戦争の話題だったりここは地球じゃなかったんだ的ないわゆる「ワールド」展開はなりを潜めていたように思います。吸血鬼自体がすでにトンデモという説もありますが・・・。
ただやはり世界観としては統一されているのだと思います。まったくの推論になりますが、稀仁がいわゆる「ドラキュラ伯爵」だとするならばあの世界には千堂家以外の吸血鬼というのは存在していないわけで。オーガスト作品が全部つながっていると考えてもまったく問題ない。
東儀家が後の月王家なのかなーとか妄想すると楽しいですよね。髪と目の色が符合しますし。フィアッカは千堂家の血筋(可能性としては瑛里華トゥルーの子孫?)かなーとかね。こちらも髪と目が符号。
オーガストゲーム内年表に入れるとしたらどこだろう?学園内の話で全寮制だっただけあって外の世界の話題が乏しかったためによくわかりませんが、宇宙に関する話題がカケラも出てなかったとこを見るとはにはにの前後辺りが妥当そうなのかな?そこら辺はまた詳しい人がやってくれるはず!
よあけな世界でも伽耶様と桐葉はその辺をウロウロしてるんでしょうか。実に微笑ましい。
超大作ってわけでもないんですが、オーガストの大艦巨砲主義としては十分な出来だったのではないでしょうか。
普通に日常パートやってるだけで楽しかったですしね。少なくとも今後のゲームにも期待が持てる作品でした。
自分の中ではオーガストさんは安定しておもしろいゲームを提供してくれるメーカーという位置づけなのでそれに違わぬゲームを提供していただき満足でした。

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